四国こんぴら歌舞伎大芝居(中)

昨日の続き話です。
エステだ!と張り切ったらくだ子。
なぬぅ?メニューを見ると垢すりエステだよぉ。
ええええぇ。垢すりはちょい嫌だなぁ。
でも、ここまで来た以上エステはして帰ろう。
よぉし、スペシャルコースにしちゃえ!!!
まず、湯船に入っておくように指示をされる。
ほろ酔いの私ですけど、大浴場の湯船に身体を洗わずに
入るのは躊躇して身体をごしごし洗う。
洗ってる最中に遠くの方で誰かが私を呼んでいる。。。。
”らくだ子シャーン、らくだ子シャーン”私呼ばれてるわ。
手を挙げて”ここよ”ってニコヤカにアピール。
すると激が飛ばされる。
”ダメヨ、湯船ニハイルヨ!”
私は急いでそばにあった湯船に飛び込む。
すると今度は”コッチネ”と手招き誘導される。
なんか以前はサウナにでも使っていたそうな改造した部屋へ。
”アオムケネ”と手術台みたいな台を指差して言われた。
あ、あのぉ。。。垢すりなしでお願いできませんか?って
一応聞いてみる。
”ウワァ汚イ背中ネ、アカスリシナイトダメダヨ〜。”
えぇぇぇ。話するのが面倒だ、しゃーない垢すりするよ。
顔にタオルを覆われるちょっと怖いなぁ。
目隠しされたまま”スゴイ垢デテルヨ”て言われても見えないし。
発泡スチロールの箱から何やら液を取り出しては塗りたくられる。
が、イマイチそれがいい匂いだとか、効いているって感じはない。
マッサージやなんかも自己流に匹敵するくらい効き目が感じられない。
”肩凝ッテルネ”とは言われるがほぐしてくれるでもなし。
あっという間に一時間が終了。
最後にオイルを全身に塗られて、そのまま湯船に浸かれと。
決して洗うな!と。
ヌルヌルのまんまで出るの?寝るの?嫌だなぁ。
でも遠くでオネエサン見てるし。今日は遅いので言うとおりにしよう。
ほろ酔い気分でなんちゃって垢すりをした私は
目覚まし時計を朝5時半にセットして即効眠りについたのでした。

次の日。

朝風呂だ〜い!
眉毛も描かずに1階の大浴場へ。
おおお!昨日と男女が入れ替わってるし。うっひょ〜い!
前日のヌルヌルの身体が気持ち悪い。
よーし。ゴシゴシしたるぞぉ。
朝の6時前にお風呂なんて贅沢だぁ。
全身ヌルヌルを取って湯船へGO!。
薬草風呂とか岩塩風呂いろいろあるぞぃ。
岩塩風呂と書いてあったのでしょっぱいのかと思った。
塩だし、ちょっと浮いちゃうのかと思った。
私は見事大バカだった。
小一時間あっちこっちの湯船につかり、のぼせ気味で
めまいがしてたけど大満足。ぐひひひ。
フヤケついでに皮膚を擦ってみた。垢が出た。
やっぱりなぁ。そんなもんよ。
朝食まで時間があったので売店へ。
同じ県内なのにお土産ねぇ。
92歳の祖母にこんぴら歌舞伎饅頭とジェリーを買う。
よかろう。よかろう。
朝食会場へ向かう。
朝食に一言、決して期待してはいけません。
冷凍食品でももうちょっとおいしいでしょ。。
(あ、冷凍食品のお店だっけ?)あら、失礼。
チェックアウトをしたらいよいよ歌舞伎だGO!
     ・・・・つづく・・・・