イサム・ノグチと遊ぶ

RAKUDACO2006-11-24

私がこよなく愛するイサム・ノグチ
今月11月12日まで高松市美術館
イサム・ノグチ 世界とつながる彫刻展”が
開催されておりました。
たしか初日に行ったと報告いたしたような・・・。
最終日まで何回見に行ったかな?
数回は足を運びました。
だって好きなんだもん。
で、どうしても参加したかったものに!!!!
ワークショップに参加したかったんです。
申し込みはやっぱりドキドキです。
だって一度失敗した事があるのです。
初心者コースって行ったら、みんな美術の先生か!!!と
思うくらいの上手い人の集団で腰を抜かして帰った
記憶が鮮明に思い出されたのです。
それは単なるカルチャースクールだったのですが。
やっぱり今回もそうなんじゃないか!!!!と疑いながら。
学芸員の方は”大丈夫ですよ”なんていうけれど。
不安を胸に参加する事に。
10人程度の参加でした。
ああああ・・・。やっぱり予想的中。
参加している人は多分みんな美大とか出身ぽいや。
私みたいなド素人なんて一人も居ないわよ。
イサムの事私も本で読んだりして知っていますが
思想だとかってのは難しくって無理だよ、無理。
そうだ、開き直って参加すりゃ気も楽だ〜!と
気持ちを切り替えて参加しました。
格好つけたって分かんねーもんは分かんないんだもん。
学芸員さんに個人的に一緒に回ってもらったりしちゃった。
で、いよいよな事に。
講師は建築家の林幸稔さんでした。
講堂で作品作り。あーーー。帰りてぇ。
イサムになって粘土で遊具を作るってのがお題。
まずは、デザインを紙に描くとな。
そんなん無理。で、ちょっと周りを見渡すとスゲー!!!
やっぱり、違う。それ、美術の先生じゃんよ!って感じで
スラスラスラ〜っと描いていってるし。上手いし。
私は紙には何も描かず、いや、描けず。
直接粘土で作る事に。
あー難しい。言ってる意味がわからん。
だんだん何したらいいかもわからん。
やろうとすると失敗するし。
帰りてぇ。帰りてぇ。が頭の中を埋め尽くすし。
そんな思っていると、やっぱり傍から見てたら分かるんでしょうね。
講師の林先生が声をかけてくださいました。
若い感じのとても気さくな方でホントに救われたんです。
それから、下手を開き直り、どうにかこうにか作りあげました。
右横にいるのは人間の大きさです。
私の作った遊具は手前にある穴から中に入るんです。
すると、中にはランダムに並んだ階段が内側についてあります。
中にも同じように筒状のものがあるのですが、その筒状のものには
ジャングルジムとうか運低のような棒がついており、
遊ぶ際には階段を上ったり、その棒を伝ったりして遊ぶというもの。
いいんだ、私はこんなもんだもの。
他の方はやっぱりスゲー。気遅れを通り越して開き直り。
やっぱり林先生はお優しい方なので私の作品を見て
かわいそうになったのでしょうか、大変褒めてくださいました。
学芸員さん、林先生お世話になりました。
一生に一度いい思い出になりました。